重症心不全では、その病態や安静による身体機能の低下を予防するため、理学療法の有効性が期待されています。しかし、静注強心薬投与中といった重症患者に対して安全で効果的な理学療法を実施するためには、様々な専門的知識や多職種連携が必要となります。本セッションでは、重症心不全の理学療法において熟練の知識と多くの経験をもつ2名の先生にご登壇いただき、運動療法の実施にあたっての注意点に加え、長期的な患者管理における理学療法士の役割について解説していただきます。聴衆の皆様とのディスカッションも交え、重症心不全に対する最適な理学療法を模索し、臨床へ還元されることを期待しております。
枚方公済病院・岩津弘太郎
北里大学病院・濱崎伸明
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